ギャンブル依存症になるまで〜全盛期〜
高校を卒業して飲食店に勤めました。
昼は中華料理屋さんでバイトして、夜は居酒屋でフルタイムで働きました。仲の良い友達は大学生や一般的なサラリーマンとして新生活を送っていたので私だけ休みが合わなくなっていきます。
それがギャンブル依存のスピードを一気に加速させました。
休みの前日は職場の先輩とパチンコ屋の隣にあるカラオケで朝まで飲み、車で仮眠してそのままパチンコ屋に行くことが増えました。
朝から閉店まで打つことも多く、給料の大半はパチスロに費やしていました。
まだ消費者金融などからの借金はなく、本当にヤバい時だけ姉に少し借りる程度でした。
しかしそれで治らないのがギャンブル依存症。
二十歳の時に転職し、そこが個人経営の店だった為給料が遅れることがしばしばありました。
それをきっかけに初めて消費者金融の門を叩きます。
そこからは借りては返す自転車操業の日々が続くのでした。
そんな中22歳の時今の奥さんと出会います。
続く。
今年の目標!
明けましておめでとうございます。
クリスマスから年末年始にかけて本業の飲食業も副業のラブホ清掃も忙しくブログを更新できずにいました。休みも2日間しかなく、無理のきかなくなった衰えを痛感しております。
遅くはなりましたが今年の目標を書いていきたいと思います。
この目標は努力すれば必ず達成する事を前提に考えました。昔の私のように夢物語を語るのではなく、一つずつ着実に実現していく為に今日この場で発表します。そして今年の年末には何が実現できて何ができなかったのか報告したいと思います。
ではまず一つ目!
ブログの更新をひと月20回以上する!
これは必達目標ですね。
二つ目!
料理をメインテーマにした新しいブログを開設!
三つ目!!
副業で年収100万円越え!
四つ目!!!
娘たちが始めたスケボー、スノボーに自分も真面目に取り組む!目標は飛ぶ!
五つ目!!!!
野球を始めた息子の自主練に必要な環境を作り上げること!
以上です。
副業で年収100万を超えた暁には雪山用のSUV車を買いたいと思います。もちろん中古で!
まだまだ忙しい日が続いてますが、五つの目標を達成するために行動していきたいと思います。
年男の私なら必ずできるはず!
皆さまにとっても良い一年であるよう願っております。私はそれよりも良い年になるようがんばります。
それではまた。
ギャンブル依存症になるまで〜初期〜
高校2年でパチスロデビューした私。
あっという間にパチンコパチスロの虜になっていきます。
学校、バイト、バンド、パチスロ、恋愛とやりたいことだらけで家にいる時間はほぼなかったと思います。その中でもパチスロに1番熱を注いでいました。
負けてお金がなくなると昼飯を我慢したりもしていました。バイト代で携帯料金を払い終わったら全てパチスロに使えるという感覚だったような気がします。次第に友人達も続々とパチンコを始め、誰かとパチンコ屋に行くことが日常になっていました。
そうしていくうちにパチンコ仲間の間でお金の貸し借りが始まります。数人で行けば誰か1人は調子が良いもので、調子の悪い友人にお金又はメダルを貸すという流れが出来ていきました。自分も親友にマックスで10万近く借りていたことがあります。そのお金はパチスロで勝ったお金で全額返しましたし、私も何万と貸していました。
高校生のうちから借金に対する恐怖心がなくなってしまったことが後々地獄を見ることに繋がりました。
当時(2000年ごろ)はパチンコ業界も規制が緩く爆裂機が主流の時代でした。イベントも毎週あり、私が住む田舎町でも開店数時間前に並ばなければ台が取れないほど人気がありました。
その反面自殺も多かった。自殺があるとその店は少しの間休業します。そして何もなかったかのようにリニューアルオープンという謳い文句でまた客を呼びます。
今のパチンコ店のようなクリーンで明るい雰囲気などはなく店員も客も殺気に満ちた顔をしていました。でもそんなパチンコ店に行くことが何よりも楽しくて、友人とワイワイガヤガヤしてる時間が最高だと思っていました。
この時点でパチンコを辞めれていたら楽しい思い出で済んだのでしょう。
高校を卒業して社会人になり状況は一変します。
続く
ギャンブル依存症になるまで〜始まり〜
今朝弁護士事務所から電話がありました。
調査が終わり債権者側と和解に向けて話を進める段階に来たという報告でした。今後支払うはずであった利子をカットし総額177万円を5年で返す方向で進めてもらう事になりました。依頼してから約2か月経過して初めて進展した報告です。
まずは私がどのようにしてギャンブル依存症になり、債務整理しなければいけなくなってしまったかまでを綴っていきたいと思います。
今ギャンブルをしている人やギャンブルに興味がある方に読んでもらい、私のような人間が1人でもいなくなれば幸いです。
今から19年前、高校2年生の頃に遡ります。
当時スーパーでバイトをしていて月に五万円ほど稼いでいた私はパチスロなどに興味はなく、バンド活動やスノーボードに精を出しておりました。家が貧しかったため親からお小遣いはもらわず、自分の欲しいものは働いて買うという今では考えられないほど真っ当な高校生でした。
そんなある日、一緒にスケボーやゲームで遊んでいた友人に「金あるならパチスロ行ってみない?この前初めて行ったらめっちゃ楽しかったぞ!」と急に誘われたのです。
バイト代もあり、財布に2万円ぐらいあった私は「興味ないけど付き合ってやるか。」と渋々了承したのが全ての始まりです。
今でも覚えています。その友人と自転車で30分ほどかけてパチンコ屋に向かいました。
初めて入ったパチンコ屋はとてもうるさくタバコの匂いが充満していました。今とは違いガラの悪い方々も多く、舐められないように気を張っていたような気がします。
人生初のギャンブルはパチスロで当時人気だった「不二子 2」でした。
大当たりの7もよく見えない中友人に聞きながら打った結果1万円以上勝ちました。まさにビギナーズラックです。
友人も勝ち、2人で「パチスロ最高ー!」なんて叫びながら自転車で帰りました。
ここから最低最悪のギャンブル人生が始まったとは知る由もありませんでした。
続く。
クズはどこまでもクズ
今日は丸一日休みでした。
午前中にも同じことをブログで書きました。
丸一日休みだとギャンブルしたくなると書きました。
でも今朝までは財布の中に千円しか入っていませんでした。
家の近くで大掛かりな工事があるため、家の中の事前調査を市から依頼された業者に立ち会ったら七千円もらいました。
パチンコ屋に行ってしまいました。
負けました。
クズはどこまでもクズというお話。
日雇いバイト2日分やん。
一週間生活できたやん。
そんなお金もらえるの知らなかったし。
棚からぼた餅だし。
ぼた餅見つけた瞬間ぶん投げてやりましたわ。
クズはどこまでもクズというお話。
明日からまた労働しますわ。
クズは丸一日休んではいけないというお話。
夢と現実と私
今日は久しぶりに丸一日休みになりました。
普通なら喜ぶところですが私のような「借金まみれ万年金無し親父」は複雑な気持ちになります。
時間を無駄にしているような気持ちになったり、ギャンブルしたくなったり、余計なことを考えてしまったり。
余計なこととは、最近本業の上層部への不満が積もりに積もって辞めたいと思うようになってきたことです。そんな中友人から「○○の知り合いが飲食店を開きたいらしくてお前に任せたいって言ってたぞ。」なんて話がありました。タイミングが良すぎて私は猛烈に揺らぎました。
詳しく聞いてみると、○○の知り合い(A氏にしておきます)が何かのショップを開店すると同時に隣に飲食スペースを設けようと考えているが、A氏は飲食店での経験がないから誰かに任せたくて人を探してるという話でした。
そこで以前自営で飲食店をやっていて料理人である私に辿り着いたようです。
店内のレイアウトからメニューも好きなようにやってよくて、売り上げの何%かをA氏に納めれば残りは自分の給料になるシステムらしいです。
私は高校を卒業してから飲食業一筋で自営もしました。なので他の業種の人よりは飲食業の難しさを分かっているつもりです。
そんな私が言えることは一つ。
これは99.9%失敗するパターンだと。
まずA氏は個人事業主で本業のショップがどうなるかもわからないうちに畑違いのこともやろうとしています。かなりの富裕層でもない限りかなり無茶な事だと思います。
飲食の売上の何%かを副収入と考えているようですが、もし売上が伸びなかった場合のことは考えてない気がします。私への給料も固定給ではなく出来高制というあたりが無計画さを物語っています。売上が悪かった場合の保証はありませんよと言ってるようなものです。
そして自営経験者に全て任せるということは確定申告などの事務手続きもやらされる可能性大です。
私は自営を失敗した時になぜ失敗したかめちゃくちゃ考えました。その時に出た答えが、、
①開業前の準備不足(知識、資金面、広告等)
②根拠のない自信
③予定通り進まなかった時の対応の速さと正確さ
です。A氏がどれだけ資金があるか分かりませんが飲食のほうで収入を得ようとしてる時点でアウトです。従業員に安定した給料を払って経費を払って余ったらラッキーぐらいじゃなければ確実に揉めます。
きっとA氏も今は根拠のない自信に満ち溢れてる事でしょう。ただ実際始めると予想外の事ばかりです。
A氏には会ったこともありませんし年齢もわかりません。もしかしたら私の想像以上の綿密な計画と資金を準備しているかもしれません。
一つ言えることは私は適任ではないという事で、今の私に「見えない未来」に飛び込む勇気と力はありません。確実に毎月稼げる道を進むしかないのです。
本音はめっちゃやってみたいんですけどね。
自分の好きな料理だけ作れることほど楽しいことはないですから。
でも夢や希望は布団の中で見るぐらいが丁度いい事を分かっています。
という親父の最近の悶々とした話でした。
繁忙期と高齢化社会
ついに来てしまいました繁忙期。
本業の飲食店は忘年会ラッシュで毎日忙しくて目が回りそうです。
副業のラブホバイトもとても忙しく、部屋と部屋を走り回って掃除している時ふと思いました。
「お客さんのほとんどお爺ちゃんやん!」
元気なのは良いことです。むしろ羨ましい。
平日の朝からフリータイムで入室し愛する人とのんびり過ごす。割高な冷凍食品のラーメンなどを注文し2人でつつき合う。
あぁ、なんて贅沢な1日の使い方なんだ。
スタンプカードもめっちゃ溜まってるやん。一ヶ月で3回も来てるやん。備品全部持って帰ってるやん。
怒りが込み上げてきました。
若いうちは自ら苦労しなさいと言われますが、苦労した先にはラブホでのエンジョイ老後ライフが待っているのでしょう。
んー、あんまり嬉しくないですね。私が老後を迎える時は今より生きにくい時代になっているでしょう。大事なお金をラブホで消費するのはもったいない気がします。
まぁギャンブルでお金をドブに捨てた私が言う権利もないですが笑
子供達が成人したら、会話もない奥さんではなく少し若い女性と旅行できるぐらいのカッコイイお爺になれるように頑張ります。
それではまた。