ギャンブル依存症になるまで〜全盛期〜
高校を卒業して飲食店に勤めました。
昼は中華料理屋さんでバイトして、夜は居酒屋でフルタイムで働きました。仲の良い友達は大学生や一般的なサラリーマンとして新生活を送っていたので私だけ休みが合わなくなっていきます。
それがギャンブル依存のスピードを一気に加速させました。
休みの前日は職場の先輩とパチンコ屋の隣にあるカラオケで朝まで飲み、車で仮眠してそのままパチンコ屋に行くことが増えました。
朝から閉店まで打つことも多く、給料の大半はパチスロに費やしていました。
まだ消費者金融などからの借金はなく、本当にヤバい時だけ姉に少し借りる程度でした。
しかしそれで治らないのがギャンブル依存症。
二十歳の時に転職し、そこが個人経営の店だった為給料が遅れることがしばしばありました。
それをきっかけに初めて消費者金融の門を叩きます。
そこからは借りては返す自転車操業の日々が続くのでした。
そんな中22歳の時今の奥さんと出会います。
続く。