明日笑うために今日すること

債務整理のあれこれとギャンブル依存症からの脱却を綴るブログです。

ギャンブル依存症になるまで〜始まり〜

今朝弁護士事務所から電話がありました。

調査が終わり債権者側と和解に向けて話を進める段階に来たという報告でした。今後支払うはずであった利子をカットし総額177万円を5年で返す方向で進めてもらう事になりました。依頼してから約2か月経過して初めて進展した報告です。

 

まずは私がどのようにしてギャンブル依存症になり、債務整理しなければいけなくなってしまったかまでを綴っていきたいと思います。

今ギャンブルをしている人やギャンブルに興味がある方に読んでもらい、私のような人間が1人でもいなくなれば幸いです。

 

今から19年前、高校2年生の頃に遡ります。

当時スーパーでバイトをしていて月に五万円ほど稼いでいた私はパチスロなどに興味はなく、バンド活動やスノーボードに精を出しておりました。家が貧しかったため親からお小遣いはもらわず、自分の欲しいものは働いて買うという今では考えられないほど真っ当な高校生でした。

そんなある日、一緒にスケボーやゲームで遊んでいた友人に「金あるならパチスロ行ってみない?この前初めて行ったらめっちゃ楽しかったぞ!」と急に誘われたのです。

バイト代もあり、財布に2万円ぐらいあった私は「興味ないけど付き合ってやるか。」と渋々了承したのが全ての始まりです。

 

今でも覚えています。その友人と自転車で30分ほどかけてパチンコ屋に向かいました。

初めて入ったパチンコ屋はとてもうるさくタバコの匂いが充満していました。今とは違いガラの悪い方々も多く、舐められないように気を張っていたような気がします。

人生初のギャンブルはパチスロで当時人気だった「不二子 2」でした。

大当たりの7もよく見えない中友人に聞きながら打った結果1万円以上勝ちました。まさにビギナーズラックです。

 

友人も勝ち、2人で「パチスロ最高ー!」なんて叫びながら自転車で帰りました。

 

ここから最低最悪のギャンブル人生が始まったとは知る由もありませんでした。

 

続く。