明日笑うために今日すること

債務整理のあれこれとギャンブル依存症からの脱却を綴るブログです。

夢と現実と私

今日は久しぶりに丸一日休みになりました。

普通なら喜ぶところですが私のような「借金まみれ万年金無し親父」は複雑な気持ちになります。

時間を無駄にしているような気持ちになったり、ギャンブルしたくなったり、余計なことを考えてしまったり。

 

余計なこととは、最近本業の上層部への不満が積もりに積もって辞めたいと思うようになってきたことです。そんな中友人から「○○の知り合いが飲食店を開きたいらしくてお前に任せたいって言ってたぞ。」なんて話がありました。タイミングが良すぎて私は猛烈に揺らぎました。

詳しく聞いてみると、○○の知り合い(A氏にしておきます)が何かのショップを開店すると同時に隣に飲食スペースを設けようと考えているが、A氏は飲食店での経験がないから誰かに任せたくて人を探してるという話でした。

そこで以前自営で飲食店をやっていて料理人である私に辿り着いたようです。

店内のレイアウトからメニューも好きなようにやってよくて、売り上げの何%かをA氏に納めれば残りは自分の給料になるシステムらしいです。

私は高校を卒業してから飲食業一筋で自営もしました。なので他の業種の人よりは飲食業の難しさを分かっているつもりです。

そんな私が言えることは一つ。

 

これは99.9%失敗するパターンだと。

 

まずA氏は個人事業主で本業のショップがどうなるかもわからないうちに畑違いのこともやろうとしています。かなりの富裕層でもない限りかなり無茶な事だと思います。

飲食の売上の何%かを副収入と考えているようですが、もし売上が伸びなかった場合のことは考えてない気がします。私への給料も固定給ではなく出来高制というあたりが無計画さを物語っています。売上が悪かった場合の保証はありませんよと言ってるようなものです。

そして自営経験者に全て任せるということは確定申告などの事務手続きもやらされる可能性大です。

私は自営を失敗した時になぜ失敗したかめちゃくちゃ考えました。その時に出た答えが、、

①開業前の準備不足(知識、資金面、広告等)

②根拠のない自信

③予定通り進まなかった時の対応の速さと正確さ

です。A氏がどれだけ資金があるか分かりませんが飲食のほうで収入を得ようとしてる時点でアウトです。従業員に安定した給料を払って経費を払って余ったらラッキーぐらいじゃなければ確実に揉めます。

きっとA氏も今は根拠のない自信に満ち溢れてる事でしょう。ただ実際始めると予想外の事ばかりです。

A氏には会ったこともありませんし年齢もわかりません。もしかしたら私の想像以上の綿密な計画と資金を準備しているかもしれません。

一つ言えることは私は適任ではないという事で、今の私に「見えない未来」に飛び込む勇気と力はありません。確実に毎月稼げる道を進むしかないのです。

 

本音はめっちゃやってみたいんですけどね。

自分の好きな料理だけ作れることほど楽しいことはないですから。

でも夢や希望は布団の中で見るぐらいが丁度いい事を分かっています。

 

という親父の最近の悶々とした話でした。